複合機選びでまず悩むのがメーカーをどこにするのか? というのも、主要メーカーだけでも国内で5社ほど。 ”・シャープ ・富士ゼロックス ・キヤノン ・リコー ・コニカミノルタ” 当然、各複合機メーカーには他社にない特徴が。 比較しておかないとぴったりな複合機は見つけられません。 ただ、実際に比較するとなると、初めての方には難しいもの そこで、今回は複合機メーカーを徹底比較したいと思います。 いいところはもちろん、いまいちなところについても比較しましょう。 上記の主要メーカーを比較していますので、ぜひ参考にしてください。
複合機メーカーをコスパで比較するのなら間違いなく”シャープ”。 では、シャープのいいところといまいちなところについて見ていきましょう。
シャープのいいところは、先述した通り”コスパが良い”ということ。
他メーカーと比較して、リース料金から保守料金まで安く設定されています。 複合機は1台100万円前後するだけに、少しでも安いというのは魅力的です。
シャープのいまいちなところは、”カラー印刷の精度がちょっと低い”ということ。
あくまで他メーカーと比較して低いだけで、決して悪いということではありません。 また、モノクロやファックスなど、基本的な使い方をする分には問題ないでしょう。
他メーカーと比較して、利用者から高い評価を集めているのが”富士ゼロックス”。 では、富士ゼロックスのいいところといまいちなところについてご説明しましょう。
富士ゼロックスのいいところは、”印刷品質(画質)が良い”ということ。
データに対して再現度が高く、スキャンしても原画の色が綺麗に表現されています。 有名デザイナーの中には、比較した上であえて富士ゼロックスを選んだ方も多いのだとか。
富士ゼロックスのいまいちなところは、”他メーカーと比較してちょっとお高め”ということ。
品質にこだわっているだけに、同クラスでは他メーカーと比較して20,30万円ほど高めに。 予算に余裕があるならまだしも、中小規模事業者だと悩んでしまう価格帯です。
総合力で比較するのなら、もっとも安定しているのが”キヤノン”。 では、キヤノンのいいところといまいちなところについてご紹介しましょう。
キヤノンのいいところは、”印刷速度・印刷品質・価格帯”のバランスが取れていること。
数ある中から1台を選ぶのに迷ったら、「とりあえずキヤノンを」と言われるほど。 また、待機状態からの起動も速いので、印刷待ちのストレス軽減にもおすすめです。
キヤノンのいまいちなところは、万能すぎて”特筆すべきところがない”ということ。
例えば、シャープであれば”安さ”、富士ゼロックスなら”印刷品質”など。 「ここにこだわりたい!」という方には、ちょっとも物足りないメーカーかもしれません。
管理体制にこだわりがあるなら、安心感のある”リコー”。 では、リコーのいいところといまいちなところについて見ていきましょう。
リコーのいいところは、”官公庁にも取引先が多い”ということ。
”お硬い系”と取引しているだけに、一つひとつの手続きが丁寧でしっかりしています。 サポート体制の評価も高いので、複合機を初めて導入するのに安心して任せられます。
リコーのいまいちなところは、富士ゼロックスと同様に”価格帯がお高め”ということ。
管理体制をしっかりすることで、その分だけ経費がかかっているのでしょう。 ただ、アフターサービスも充実しているので、価格が高くとも十分にお得と言えます。
複合機をデザイン性で比較するのならまず挙がるのが”コニカミノルタ”。 では、コニカミノルタのいいところといまいちなところをご説明しましょう。
コニカミノルタのいいところは、”デザイン性の高い機種”が多いということ。
事実、複合機においてコニカミノルタは”グッドデザイン賞”を受賞したほど。 スタイリッシュなデザインなだけに、おしゃれないオフィスにはピッタリのメーカーです。
コニカミノルタのいまいちなところは、”マイナーなメーカー”ということ。
マイナーなだけに、販売店によっては十分な機種が揃っていないことが。 仮に機種があっても、保守契約に対応していないこともあるので注意が必要です。
今回は、主要な複合機メーカーを徹底比較してみました。
紹介した通り、各メーカーは他メーカーにない特徴的な複合機を。 ぜひ各メーカーを比較した上で、オフィスにぴったりな1社を選んでみてください。